結婚式のコンセプトは「roots(ルーツ)」。「結婚式に参加するすべてのゲストにとってルーツとなるように」という想いを込め、ふたりや家族、友人との思い出が溢れ、感謝の気持ちが伝わるような空間にしました。もともと結婚式を挙げるかどうか迷っていたおふたりですが、想いを汲み取ったコンセプトを提案いただいたことが開催の決め手となったようです。コンセプトを根底に決めた演出やアイテムのこだわりの空間が、人生の新たな1ページを彩りました。
開催時期 | 2022年2月 | ||
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総額 | 301万円〜400万円 | ||
最低価格保証で最大10万円OFF
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さやかさんのご両親は離婚しており、結婚式まで顔を合わせることがなかったよう。しかし、さやかさんにとってかけがえのない存在であることに変わりはありません。世界でたったふたりだけのご両親に「今までたくさんの愛情をありがとう。ふたりがいたから今の私がいる」と感謝の気持ちを伝える演出をしました。
結婚式では定番ともいえるベールダウンやジャケットセレモニー。巣立っていく我が子を送り出す最後の身支度です。両親への感謝の気持ちを表現したいと思っていたおふたりは、セレモニーに込められた意味も大切にしました。式当日は、参加した方にとってまさに「roots」となったことでしょう。
リングガールを担当したおふたりのお子さま。笑顔で向かってきてくれる様子に、さやかさんは目頭が熱くなったといいます。お子さまは緊張してしまい、最後はさやかさんのお母さまに抱っこしてもらうというほっこりするシーンもありました。
新しい家族の誕生を意味する「水合わせの儀」にはレモンの木を使用。ゲストの方にも参加してもらえるように、事前に土を入れてもらったそうです。挙式ではおふたりで水を加える様子をゲストに見守ってもらいました。
平和や家族を象徴する植樹セレモニー。その温かい演出に惹かれていたさやかさんは、「水合わせの儀」に使用する植物にもこだわりました。レモンの木の花言葉が「誠実な愛」であることがひとつの決め手になったようです。また、おふたりのお子さまのイメージカラーである黄色を結婚式のテーマカラーにしていたため、黄色い実がなるレモンの木がぴったりだったとか。アイテム選びも「roots」を大切にしています。
結婚証明書は紙ではなくレコードを選択。結婚証明の文面が書かれたレコードに、ゲストの前でおふたりがサインをしました。現在もお部屋に大切に飾られているようです。
おふたりの入籍日はカーペンターズという音楽グループのデビュー日。そのため、音楽好きのさやかさんがたまたま持っていたカーペンターズのレコードを結婚証明書にしたそうです。以前から「ゲストとひとつのアートを作りたい」と思っていたさやかさん。プランナーさんの提案もあり、挙式後にはゲスト一人ひとりにレコードにハートを書いてもらう演出もされました。
コロナ禍ということで出席できなかったお祖母さま。せめてそばにいるような演出をしたいと、高砂にはお祖母さまが編んだブランケットをかけました。ふたりのお子さまが生まれたときの記念に編んでくれたものだとか。高砂の雰囲気にもマッチしています。
披露宴中、お子さまが退屈してしまわないかという不安があったようです。
高砂のそばには、ティピーテントを用意。おもちゃを置くなどして、ふたりのお子さまが退屈しないくふうをしました。披露宴中は自由に歩き回りながらのびのび楽しんでいたようです。
おふたりもご友人もビールが大好き。クラフトビールの飲み比べが趣味だったおふたりは、シャンパンではなく瓶ビールでの乾杯を選択しました。堅苦しくなく、カジュアルで親しみやすい雰囲気になったようです。
当日はクラフト瓶ビールを5種類用意。おふたりのアイデアで、エスコートアイテムには栓抜きをチョイスしました。それぞれ好きなビールを選んで席に着いていくゲストたち。「どれ選んだ?」「これおいしかった!」などどゲストの会話も自然と弾む様子が思い浮かびます。
さやかさんが好きなドーナツで作ったドーナツタワー。おふたりのお子さまを含めた3人で好きなドーナツをひとつずつ選び、「せーの!」で食べる演出をしたそう。飾らない様子が印象的です。
ウェディングドレスでピザを食べるのが憧れだったというさやかさん。ビュッフェ形式で数種類のピザを並べ、ゲストに振る舞ったそうです。ペパロニ・チーズ・シェフのおすすめなどバラエティ豊かなラインナップに、ゲストも喜んだことでしょう。
さやかさんのピザ好きは、くにおさんや友人たちも周知していたよう。そのため、コンセプトである「roots」のひとつとしてピザをチョイスしました。「お腹いっぱいピザを楽しんでもらいたい」という思いが込められています。
服屋の夫と保育士の妻の個性豊かな夫婦。
20代 東京都 & 20代 東京都
個性的、おおらか・ずぼら、ひとを楽しませるのが好き、トレンドに敏感
美容・メイク・コスメ、旅行・お出かけ、ライフスタイル・インテリア、ドライブ・ツーリング、お酒、音楽鑑賞・演奏、美術品・工芸品、TV・映画・動画、ファッション
「roots」というコンセプトを軸に、カジュアルな雰囲気の結婚式をおこなったおふたり。アイテムや演出がひとつの想いに集約されていることで、「やってよかった」と思える結婚式になったといいます。コロナ禍を乗り越え、やっと大切な方が集まり楽しんだ思い出は、きっと参加したすべての方の「roots」になったことでしょう。